梅毒
梅毒って何?
- 細菌(梅毒トレポネーマ)が腟粘膜の小さなキズから入り込み、放置すると全身へ広がる性感染症。
- 痛みやかゆみを伴わないことも多く、気づかず進行する“静かな”病気です。
- 近年、15〜35歳の女性で国内の報告数が増加中。
- 妊娠中に梅毒に感染すると子宮の中の赤ちゃんにも感染します。
こんなとき要注意!感染経路と特徴
- 性行為(腟・口・肛門)の粘膜同士が触れるだけで感染。 通常のセックスだけでなく、オーラルセックス、アナルセックスも感染の原因になります。
- 初期は陰部に「痛みのないただれ」や「全身の発疹」が出ることも。
- 自覚症状が薄く、知らないうちにパートナーにも広げてしまう危険性があります。
放置するとこわい!合併症リスク
- 心血管梅毒:大動脈炎や動脈瘤など重大な血管障害を引き起こす場合あり。
- 妊娠中の感染は、胎盤を経由して胎児に感染して流産・早産、胎児死亡を引き起こすため早期治療が必須。
- 治療せず出産すると赤ちゃんが障害をもつ可能性があります。
梅毒は、血液検査で診断します。
- 性交渉の経験があり梅毒を疑う皮膚症状があれば、梅毒抗体検査をおすすめします。
- ただし、感染機会から6~8週間は、抗体価が低いため結果が陰性になることがあります。症状のない方は、感染機会から6~8週間あけて検査することをお勧めします。
治療はシンプル
- 抗生物質の注射または内服で完治
- 治療後は、抗体検査で治癒確認が必要ですが、1年以内の感染であれば1ヶ月で治療できます。
- 治療や通院回数が不安な方も、まずは相談だけでも受診してください。
再発・再感染予防のポイント
- 「もらったら治す」「治したらもらわない」の両方が大事。
- パートナーも必ず同時に検査・治療し、陰性確認までは性行為を控えましょう。
「もしかして?」セルフチェックリスト
以下のいずれかに当てはまったら、早めの検査をおすすめします。
- 性器や口に痛みのないしこりがある
- 手のひら・足裏に赤い発疹が出た
- 原因不明の発熱・リンパ節の腫れを感じる
- 将来、妊娠を考えているが、感染リスクがあり梅毒検査を受けたことがない
プライベートケアクリニック名古屋栄の
受診の流れ
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1. 予約不要です。電話で問い合わせOK
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2. プライバシーの徹底、匿名での診療も可能
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3. 梅毒症状あり:問診 →医師診察→ 採血検査→当日結果説明→治療(保険診療希望であれば紹介させて頂きます。)
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4. 梅毒症状なし:受付→血液検査→結果陽性→医師診察→治療(保険診療希望であれば紹介させて頂きます。)
「ちょっと不安…」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。
診療時間・アクセス
当クリニックの診療時間、アクセスについてご紹介します。